iPhoneにタイヤをつけたような「Tesla Model 3」を買ってしまった “人生最後のクルマ”になぜ選んだか：【新連載】走るガジェット「Tesla」に乗ってます（2/4 ページ）

[山崎潤一郎，ITmedia]

このクルマと暮らして運転を楽しみたい！

　そうです。Teslaは、Webからしか注文できません。ディーラーに出向き営業担当者と値引き交渉をしつつ契約書に押印する、という従来のスタイルとは全く異なる購入方法です。

　2月にTeslaが150万円以上値下げしたことはネットの情報で知っていました。だから購入を決意したともいえます。

　即決した理由は「運転が楽しい」に尽きます。アクセルにリニアに反応して加速し、アクセルを緩めるだけでブレーキを使ったように減速する。10分程度の試乗でしたが、このクルマと暮らして運転を楽しみたいと心底思いました。

　筆者は、AIを活用した運転特性連動型の自動車保険を利用していますが、100点満点を記録するほどの、ゆったり型の安全運転が自慢です。10歩先を見た知的でロジカルな運転と自分では思っています。Teslaなら、いやTeslaだからこそ、そんな、ゆったり運転でも最大限の楽しみを得られると確信しました。

Teslaの価格は何のアナウンスもなく、突然変わる。より大きなバッテリーを積んだロングレンジ版は、655万2000円→499万円→509万円→524万円と、下がって上がってまた上がっている。半導体不足が原因か？　旬の食材を使った時価の料理みたいだ