金融庁は9月22日、みずほ銀行とみずほフィナンシャルグループに対し、業務改善命令を発出した。2021年2月から9月の間に、合計7回のシステム障害を発生させたことで個人・法人利用者に影響を与えたことに加え、今後実施するシステム更新で、新たなシステム障害が起きないよう適切な管理態勢を確保するためとしている。
内容は、当面のシステム更改と更新計画の再検証に加え、顧客対応を含む適切な管理態勢を確保するための計画を含む。同庁では、これらの計画案を10月29日までに提出し、速やかに実行するように求めている。
並行して金融庁では、みずほ銀行らのシステム面とガバナンス面の全般的な検証も継続。結果を踏まえて必要な行政対応も検討する。
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