メルカリは9月24日、フリマアプリ「メルカリ」で、丸井が運営するECサイト「マルイウェブチャネル」の購入データとの連携を始めたと発表した。
丸井のECサイトの商品をメルペイ決済を使って購入すると、メルカリアプリ内の「持ち物リスト」に、商品の概要とメルカリ内での推定価格を表示。使い終わった商品の出品を促し、「一次流通と二次流通のさらなる融合を目指す」としている。
持ち物リストは、メルカリで購入した商品に加え、メルカリと連携したECサイトでメルペイ決済を使って購入した商品をまとめたリスト。商品名や画像、メルカリ内での推定取引価格などが表示される。このリストから出品する場合は、商品説明などが自動入力されるため、入力の手間を減らせる。
丸井のECサイトとメルカリの持ち物リストを連携することで、通販で購入した商品を使い終わったあとメルカリで売ってもらい、その代金で丸井ECから新しい品を購入する、といったサイクルを生み出したい考えだ。
メルカリと丸井は2020年2月に業務提携し、マルイ店舗へのメルペイ導入や、新宿マルイ本館に実店舗「メルカリステーション」をオープンするといった事業を行ってきた。
メルカリの“実店舗”新宿マルイにオープン 撮影ブースなど設置の「旗艦店」
売りたい人と“売れる人”をマッチング フリマ出品代行「マカセル」アプリ公開
「メルカリ」内にネットショップ開設、対象は小規模事業者 ハンドメイド品やご当地グルメの出品を強化
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メルペイ、利用者数1000万人突破 サービス開始から2年2カ月でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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