USB規格の管轄団体USB Implementers Forum(USB-IF)は9月30日(米国時間)、「USB Type-C」ケーブルの新しい電力定格ロゴを発表した。USB Type-Cケーブルは見た目が同じでも機能が異なる場合があるので、ロゴで混乱を解決する狙いだ。
新しいろごは速度と充電速度の両方を考慮したもので、ケーブルとポートだけでなく、パッケージにも使える。
USB Type-Cケーブルは2.0あるいは3.2をサポートし、複数の充電ワット数に対応し、Thunderboltをサポートするものもある。さらに、Thunderbolt対応ケーブルでもアクティブあるいはパッシブになる。
USB-IFのプレジデント、ジェフ・ラベンクラフト氏は声明文で「新しいロゴにより、ノートPCからスマートフォン、ディスプレイ、充電器までの消費者向け電子機器の拡大し続けるエコシステムを支えている認定USB-Cケーブルについて、USB4性能とUSBパワーデリバリー機能を消費者が容易に識別できるようになる」と語った。
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