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イラスト発注サービス「Skeb」、作品を印刷して配送する新機能 クロップされない“可変額装”採用

» 2021年10月01日 12時38分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 クリエイターに有償でイラストなどを発注できる「Skeb」を運営するスケブ(東京都千代田区)は10月1日、納品されたイラストを印刷し、アクリルパネルや額装に入れて自宅に届けるサービス「印刷してお届け」機能の提供を始めると発表した。この機能は、Skebを公開した2018年から利用規約内で実装を予告していたもの。

 この機能では、A3やB4などの定型サイズを用意せず、作品サイズに合わせて額装が変形する可変額装を採用。さまざまな縦横比のイラストに対応できるため、クリエイターの意図しない余白やクロップが発生しないとしている。額装はフレームレスのものを含み、4種類から選べる。

 イラストの印刷方法には、ディープラーニング技術を使ったAIによる拡大処理を採用。納品されるイラストの平均解像度は1辺2500px未満で、そのままでは印刷に適していない場合も多くあったが、解像度を原寸サイズの約5倍まで違和感なく拡大できるシステムを構築し、希望するサイズでの印刷を可能にしたという。

 利用料金は送料込みで8000円から。同社では、この機能の提供開始を記念し、10月中は最初の1枚の注文料金を半額にするキャンペーンや、10月10日までSkeb内のリクエスト手数料を無料にするキャンペーンを開催する。

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