今回は、生物学や天文学の分野で長く使われてきた超解像技術を静電容量式タッチパネルに導入する方法で、この課題に挑戦する。この組み合わせを実証するため、Samsung Galaxy Tab S2タブレットに実装しテストした。
本来、1枚の電極では1ピクセル以下の情報を取得できないが、超解像技術を応用すればサブピクセルの情報を検出できる。例えば、手のひらの掌紋などや、コインや鍵などの日常的な導電性物体も認識した。
この結果は、ハードウェアに変更を加えず、ソフトウェアのみで静電容量式タッチパネルの解像度を向上させたことを意味する。今回開発したシステムは、ほぼ全てのスマートフォンで動作可能という。
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