コンピュータエンターテインメント協会は10月19日、「東京ゲームショウ2021 オンライン」で配信した公式番組の総視聴回数が3946万回だったと発表した。昨年の3160万回から約25%増えた。
9月30日から10月3日までの会期中に配信した公式番組は46本(集計は12日間)。YouTubeやTwitterの他、中国のDouYuやbilibili、米国のIGNといった海外のプラットフォーマーやメディアと連携し、英語や中国語の同時通訳/字幕を付けて配信した。
プラットフォームごとに集計方法が異なるため国ごとの視聴数は出していないが、YouTube(中国語版あり)を除く6つの中国向け配信プラットフォームで計2381万回と全体の半数以上を占めた。協会は「昨年に続き、中国での注目度の高さが伺える」と話している。
ゲームショウとしては初となる仮想空間「TGSVR2021」は4日間で約21万人が利用。平均滞在時間は約27分で、6割を超える人がVRデバイスからアクセスしていた。
東京ゲームショウは新型コロナウイルス感染対策で2020年からオンライン開催となった。今年はスクウェア・エニックスなど国内大手を含む351の企業や団体が参加。中国からはテンセントなど20社が出展した。
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