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» 2021年10月22日 19時00分 公開

腰痛予防にいいかも センサー搭載メガネ「JINS MEME」で自分の体を見る 月500円の価値はあるか(1/3 ページ)

記者がメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」をレビュー。集中度や眠気などを可視化できる他、体のゆがみを明確に自覚できるデバイスで、将来は活用範囲の拡大も期待できる。

[谷井将人,ITmedia]

 記者はこの1週間、JINSが10月14日に発売したメガネ型ウェアラブルデバイスの新作「JINS MEME」を手に入れて、付けっぱなしで生活していた。このデバイス、メガネ型ではあるが目というよりは腰痛予防など、全く別の部位の健康を保つのに便利そうだ。本体も使えるのだが、個人的には専用スマートフォンアプリがかなり気に入った。

photo JINS MEME

見た目は九分九厘ただのメガネ

 JINS MEMEは生体データを取得するためのセンサーを搭載したメガネだ。旧型は2015年発売で、今回は久々のモデルチェンジだった。

 大きな変更点は、価格とデザインの2点だ。旧型は消費税込みで約4万円だったのが、新型は1万9800円(税込)と約50%以上の値下げになった。メガネという小さいデバイスに各種センサーを載せている以上しょうがない部分はあったが、やはり“ガジェッター向け”な印象だった。

 記者が普段使っている近眼用メガネが約1万5000円なので、2万円を切る価格なら普通のメガネの範囲内だといえる。

 そして、最も注目すべきがデザインだ。旧型は明らかに“何かが載っている特殊なデバイス”という見た目だった。フレームが大きく、どう見ても普通のメガネではない。

photo 旧型JINS MEME

 一方、新型はほぼ完璧にただのメガネに見える。普段使いのメガネと見比べてほしい。

photo 普通のメガネとJINS MEME

 私が選んだのはウェリントンタイプだが、スクエア型など形は4種類、カラーリングはブラックとブラウンの2種類を用意しており、選択肢も十分。度入りにもサングラスにもできる。だてメガネとしても優秀だ。

 唯一違うのが鼻当ての部分だ。銀色の電極が3個あり、これが鼻に当たることで生体データを取得できる。センサーユニットの小型化は目を見張るものがある。センサーの重さも感じない。

photo センサーユニット

 JINS MEMEが到着してから、鼻当てやテンプルの調整をしてもらいに対応のJINS店舗に行ったのだが、店員もメガネを手にするまでJINS MEMEだと気付かなかった。それくらい、いい意味で“ただのメガネ”なのが新型の特徴だ。

仕事に集中する方法を探ろうとしたら

 調整も終えて、実際にJINS MEMEを装着して使ってみた。測定できるのは、集中力や眠気などのメンタル面のデータと、背筋や歩行時のブレなどの姿勢のデータだ。

 JINS MEMEはiPhoneやiPadとBluetoothで接続して使う。取得した生体データは専用アプリ「JINS MEME」で確認できる。メンタル面で取得できる情報は「没入度」「集中度」「緊張度」「眠気」など。

 記者は「じゃあこれで、どういう生活をしたら集中力が上がるのか試してみよう」と思った。例えば、在宅勤務とオフィス勤務ではどちらが集中できるのか、徹夜したらどうか、休憩時間は1時間まとめて取るのがいいのか、20分を3回取るのがいいのかなど、いろいろ検証できる。

 と思ったのだが、調べてみると、記者の集中力は常に最高レベルだった。アプリを見てみると、どこで仕事しようが、睡眠時間が足りていなかろうが、全く関係無くずっと「ZONEに入っている」と表示される。真面目に仕事しているからだろう。

photo 計測範囲内ではほとんどずっと「ZONE」に入っている
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