ジンズは11月3日、センサー内蔵のメガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME」(ジンズミーム)のアルゴリズムを修正すると発表した。同デバイスにはまばたきの回数などから集中力を推定する機能があるが、高頻度で最高レベルを示す「ZONE」判定になる現象が複数のユーザーから指摘されていた。
ジンズはまばたきの間隔が長いほど集中力の判定が上がるアルゴリズムを採用していたが、想定以上にユーザーのまばたきの間隔が長く、ZONEに達する頻度が高かったという。
感度調整をしたアプリは近日中にリリース。不自然なデータが発生している際に、ユーザーがそれを把握できるUIも、順次実施するとしている。
JINS MEME本体のファームウェアも更新予定。2015年発売の旧型JINS MEMEでは、上を向く行動をまばたきと誤検出する確率が高かったため、新型ではこれに関するロジックを修正していた。しかし、この修正によりまばたきを検出しづらくなるユーザーがいることが判明。旧型のロジックを選べるようにする。
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