NTTドコモ モバイル社会研究所は11月9日、オンライン会議のマナーについての調査を実施し、結果を発表した。調査によると、会議中のマナーを意識した行動で「特に何もしていない」と答えたのは、60代で30%、70代で35.3%とシニア層ほど数値が高くなる傾向が明らかになった。
10代から50代の中では「特に何もしない」と答えたのは10代が16.1%で最も多く、次点で50代が16.0%で続いた。最も低い結果となったのは、20代で10.7%だった。
オンライン会議の際に意識しているマナー行動について複数回答で聞いたところ、「話をしていない時にはミュートにしている」が42.7%と最も高い結果となった。その後、「遅れないように事前に接続の準備をしている」が40.8%、「家族やプライベートなものが映らないように配慮」が34.7%と続き、16.9%が「特に何もしていない」と答えた。
意識するマナーで最も多かった「話をしていない時にはミュートにしている」を年代別にみると、10代と20代はともに50.3%、30から50代は40.4%から46.3%だった。一方で60代は35%、70代では8.2%という結果になった。
この調査は、15〜79歳の全国の男女6240人にWebで行った「2021年次世代ライフスタイル調査」の中で、オンライン会議を実施する1666人の回答を集計したもの。
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