サンライズは11月29日、横浜の「動く実物大ガンダム」をテーマに作成した小中学生向けの「探求学習プログラム」が、経済産業省の2022年度「STEAMライブラリー」に採択されたと発表した。
動くガンダム製作の経験を元に開発中の学習プログラム。身の回りにあるものを素材としてガンダムの一部の模型を作り、全高18mの物体を動かす大変さや構造、要素技術などについて学ぶという。
動くガンダムの開発プロジェクトは2014年にスタートし、巨大なロボットを動かすために世界中から広くアイデアを募った。検証や実験を重ねながら開発し、20年12月の公開まで約6年をかけた。
サンライズは教材について「単なるもの作りではなく、夢が現実を作る、夢を描く大切さを感じられる内容を目指す」としている。
経済産業省は2020年からSTEAM(Science、Technology、Engineering、Arts、Mathematics)教育のデジタル教材を集め、授業や個人探求に使えるようにライブラリーとしてまとめている。これまでも大学や教材メーカーが作ったものに加え、シャープやJALなど企業が手がけた教材を多く採用している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR