フリマサービス「メルカリ」上で28日の「第41回ジャパンカップ」で優勝した競走馬「コントレイル」の勝馬投票券(馬券)の出品が相次いでいる。しかし、その際の当たり馬券をネット上で転売する行為は、違法であり、注意が必要だ。
コントレイルはジャパンカップを最後に引退が決まっており、記念として馬券を求める人を当て込んだ出品が相次いだと見られる。この件について、メルカリに問い合わせたところ「有形/電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般の出品を禁止をしている。そのため、的中馬券やレース前の馬券(換金できるまたはその可能性があるもの)は禁止出品物に該当する」と返答。
日本中央競馬会(JRA)の公式Webサイトには「現在の法律では国の認可を受けていない施設やサービスにおいて、馬券の販売を行うことは違法となる」と記載がある他、認可を受けていない業者などからの馬券の購入や、配当の受け取りも違法行為であり、利用者本人も厳しく罰せられる場合もあると説明する。
一方でメルカリは「はずれ馬券や換金期日の過ぎた馬券など、換金できない馬券は禁止出品物に該当しない」とも説明。通常、馬券の払い戻し期限は60日であり、それを過ぎた馬券は出品が可能であるという。
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