タカラトミーは11月30日、スマートフォンを差し込むと画面に表示した動画や画像がミニカーの背景になるディスプレイケース「tomica ライトアップシアター」を発表した。大人向けブランド「tomica」の新商品として2022年1月15日から販売する。価格は2970円(税込)。
LEDライトを搭載した初めてのトミカ用ケース。車体を2段階の明るさでライトアップできる他、背景にスマートフォンをセットして動画や画像を映せば「まるで映画のワンシーンのような演出が楽しめる」。
ケースの発売に合わせ、専用アプリ「tomica LIGHT UP THEATER」(iOS、Android)を配信する。アプリには動画表示の他、ケース専用に動画を加工する機能がある。画面下部にさまざまな色で発光するエフェクトを追加し、車体の下にある透明な部分(インジケーター)を光らせる演出を加えられる。
公式サイトではクルマの走行シーンや関連企業とのコラボ映像を配信する。第1弾は日産自動車による動画で、トミカを日産のショウルームに展示しているイメージになるという。
タカラトミーは2015年から大人向けのミニカーブランドを展開してきた。リアリティーを追求した「トミカプレミアム」は累計出荷910万台以上(21年8月時点)の人気商品となり、11月20日には映画やドラマ、アニメをテーマにした「トミカプレミアム unlimited」を追加した。
タカラトミーは「購入者アンケートで約6割のユーザーが“トミカを飾るための商品”を探していることが分かった。tomicaライトアップシアターは、大人のユーザーがインテリアとしてトミカを楽しめる商品」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR