ソニー・ミュージックエンタテインメントは12月1日、ストリーミング音楽配信サービス「mora qualitas」(モーラ クオリタス)を2022年3月29日に終了すると発表した。「利用者が満足できるサービスの継続的な提供は困難と判断した」としている。
22年1月28日に新規アカウントの登録受付や利用者によるレビューコーナー「mora qualitas story」を終了し、3月29日をもって全ての配信を停止する。ダウンロード型配信サービスの「mora」は継続する。
カスタマーサポートは22年6月30日の午後3時まで続ける。またユーザーが作成したプレイリストや「お気に入り」、ライブラリのデータをテキストファイルとして手元に保存できるツールを近日中に提供するとしている。
モーラ クオリタスは、ロスレス(可逆圧縮)方式を用い、最大96kHz/24bitのハイレゾ音源やCD音質の楽曲をストリーミング配信するサービス。月額2178円(税込)で2019年10月に提供を始めたが、その後AmazonやAppleなどの競合サービスが相次いで登場していた。
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