ドワンゴは12月10日、動画共有サイト「ニコニコ」で不正なログインを複数検出したと発表した。他のサービスで不正に入手したメールアドレスやパスワードの組み合わせを使ってログインを試みる「リスト型アカウントハッキング」の可能性があるとみて、ユーザーに注意を促している。
リスト型アカウントハッキングの場合、アドレスとパスワードの組み合わせで何かのサービスへログインできるか確かめてから、目的の犯行に及ぶと同社は説明。そのため、ニコニコ内で被害がなくとも同じ情報を登録している他のサービスで、不正ログインの被害が発生する場合があるという。
ニコニコ内で不正ログインがあった場合には、ニコニコポイントの不正な購入や利用、動画やコメントの無断投稿、アドレスやパスワード、性別、生年月日などの登録情報が閲覧、もしくは変更される可能性があるという。
同社は「ニコニコに登録情報が他サービスと共通であるならば、異なる情報に変更することを検討してほしい」としている。
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