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寒い夜は人をダメにするリモコンで読書寝落ちしようCloseBox(2/2 ページ)

» 2021年12月14日 14時29分 公開
[松尾公也ITmedia]
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人をダメにするリモコン

 どういうことかというと、超小型のBluetoothリモコンを使うのである。しかも、このリモコンというのが手のひらに収まるくらいの大きさで安い。1000円もしない。これをタブレットやスマートフォンと接続し、ページ送り、ページ戻しができるのだ。

 PCなどに接続したBluetoothキーボードであればスペースキーを押せば次のページに進むし、Shift+スペースなら前のページに戻るが、同様の仕組みが使えるようだ。だが、キーボードは布団の中に入れるには大きい。必要なキーだけで自作キーボードという線もあるが、使えることが分かっている小型デバイスがあるのならその方がいい。バッテリーも入っているし。

 というわけで買ってみた。798円の製品だ。ゲームモードとキーボードモードがあり、ゲームモードに切り替えて使う。Bluetoothペアリングして、リモコンをゲームモードに設定。ジョイスティック的なボタンを上下に動かすと、それが電子書籍アプリではページ送り、ページ戻しに対応する。

photo 798円のリモコン

 Kindleアプリで試してみると、ちゃんと読書端末のリモコンとして動作する。布団の中からでもだ。

 ただし、それができるのはAndroidで、iPhoneはダメだった。アプリ側の対応だろうか。まあ全然できないよりはいいし、Androidの有効な使い方ができる。iPhoneと違い、Android版Kindleはアプリ内で購入までできるのも良い。

 この新しい読書スタイルを始めてから数日だが、Bluetoothリモコンは布団の右手が来る辺りに常備している。いやこれは便利。今日も寝落ち漫画三昧といくか。特にみぞれや雪が降るような、こんな凍える日には。

photo ベッドに入って見上げているAndroid端末(Xiaomi Redmi Note 9S)とリモコン(通常は布団の中)

 使用時の写真を撮るためにベッドに潜り込んで撮影したら、そこから出られなくなった。とんだトラップである。これは仕事なのだから、しばらく使い勝手を検証するからあともう少し、ここにいさせてくれ。

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