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アニメの聖地142カ所を登録、アニメツーリズム協会 「スーパーカブ」の山梨県北杜市など新規に

» 2021年12月15日 21時36分 公開
[ITmedia]

 富野由悠季さんが会長を務めるアニメツーリズム協会は12月15日、2022年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を発表した。アニメ作品の舞台やモデルになった地域を登録し、観光や地域振興に役立てる。

テレビアニメ「スーパーカブ」の舞台、山梨県北杜市も登録(公式サイトより)© Tone Koken,hiro/ベアモータース

 22年版では88作品の聖地として地域や施設、計142カ所を選定した。テレビアニメ「スーパーカブ」の山梨県北杜市や「やくならマグカップも」の岐阜県多治見市など18の地域が新規登録。施設では「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」(東京都豊島区)が新しい。

 「エヴァンゲリオン」シリーズの静岡県浜松市や山口県宇部市のように登録済み作品の新たな聖地になった地域もある。浜松市は今年公開した「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」のモデルの1つ。宇部市は庵野秀明監督の出身地だ。

 同協会は年末までにWebサイトの選定内容紹介ページを更新。作品や登録地域の見どころを紹介するとしている。

 アニメツーリズム協会は国内外のファンに聖地巡礼を訴求することを目的にKADOKAWAや日本航空などが2016年に設立。17年から「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を選定している。20年はコロナ禍のため投票を断念したが、今年はWeb投票に切り替えて実施した。

2022年版「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」一覧

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