「え、1日4時間のワークアウト？」――Apple Watchの過酷な指令に今日も運動する人たち：CloseBox（2/2 ページ）

[松尾公也，ITmedia]

　9月チャレンジのバッジは2220分のエクササイズを達成したらもらえた。

9月チャレンジは達成できた

　しかし、12月のバッジではなんと7130分のエクササイズが必要なのである。これを達成するためには1日平均4時間、運動をしなければならないのだ。

　1日の運動量がちょっと下回ると、「これを達成するためには」という進捗管理のメッセージが出てくるのである。

　いくらなんでもこれは過酷すぎるのではないだろうか。

　朝のウォーキングで2時間（今朝もやってきた）、Zwiftで1時間走って（今朝は55分）、それでもまだ1時間足りない。昼食を買って戻るのに1時間くらいの距離のところにするか。それとも、原稿書きをZwiftしながら……。

始業5分前まで走れるのもZwiftのよいところだが、ペダルを漕ぎながら原稿は書けるのか？

　いや、部屋の中でヨガやるのとかどうだろう。Apple WatchとApple TVがあればApple Fitness+ができるし。いや、あれはまだ日本には来てない。

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　ああ、こういうふうにして自然にニーズを高めておいてApple Fitness+（と、それを含むApple Oneの全部入りプラン）のステルスマーケティングが行われているのではないか、と考えている。

　ふとiPhoneのヘルスケアアプリで最近のエクササイズ時間を見ていたら、こんな図が。

　9週間の平均が1日240分になってる。Apple Watchの無理難題、自分のせいじゃん！