アプリ調査会社の米SensorTowerは12月16日(米国時間)、2021年に年間売り上げ10億ドルを超えたモバイルゲームの世界ランキングを発表した。Cygamesの「ウマ娘 プリティーダービー」はランク外になったものの、約9億6500万ドル(約1096億円)を記録していることが分かった。
ランキングの1位は、韓国KRAFTONの「PUBG MOBILE」と中国TiMi Studiosの「王者栄耀」で売り上げはともに約28億ドル(約3182億円)、第3位は中国miHoYoの「原神」が約18億ドル(約2045億円)で続いた。米Nianticの「Pokemon GO」(ポケモンGO)は、約12億ドル(約1364億円)で6位にランクインした。集計期間は1月1日から12月14日まで。
2021年に10億ドルの売り上げを記録したタイトルは8本で、2020年の5本よりも多いことから、同社は「2021年は、モバイルゲーム市場全体がさらに拡大した」と説明する。ウマ娘は10億ドルの大台突破とはならなかったが、2021年2月にリリースしたことと、日本国内のみの展開であることを上げて、9番目に大台を超える可能性のあるタイトルとして紹介している。
同社によると、年末までにはApp StoreとGoogle Playを合わせたモバイルゲームへの支出は、全世界で896億ドル(約10兆1900億円)に達し、前年比12.6%増となる見込みという。
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