メルカリの物流子会社・メルロジは12月24日、商品の梱包と発送を代行するサービスの実証実験を始めた。2022年3月31日まで全国10カ所のメルカリステーションで受け付ける。手数料は300円(税込)。
対象店舗は東京、神奈川、埼玉、兵庫、福岡などのメルカリステーション。メルカリで売れた商品を持ち込んで手数料を支払えば、スタッフが梱包(こんぽう)と送り状の発行を行う。3辺の合計が160cm以内に収まる商品が対象。発送方法は「らくらくメルカリ便」、支払い方法はメルペイのみ対応する。
メルカリによると、同社が実施したアンケート調査で、出品未経験者に出品しない理由を尋ねたところ「梱包・発送作業が大変そうだから」という意見が多かったことから実証実験を始めたという。
メルロジはメルカリが10月28日に設立。物流サービスの企画開発、運営を手掛ける完全子会社で、メルカリが持つデータを活用した効率的な物流網を自社独自に構築し、これまで配送業者に頼っていた荷物の集荷や仕分け作業の一部をメルロジ側で負担。顧客体験の向上を目指すとしている。
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