ヤフーは12月24日までに、Yahoo!ニュースにユーザーがコメントできるコメント欄(ヤフコメ)で、誹謗中傷などガイドライン違反のコメントをユーザーから報告してもらう機能を強化した。違反コメントを繰り返すユーザーには、投稿時の注意メッセージに法的リスクを明示するなど、より強い表現で警告するようにした。
コメント欄では、誹謗中傷をはじめとする違反コメントを1カ月で約35万件削除しており、月平均約17万件のコメントがユーザーから報告されているという。
ユーザーからの協力をさらに得られるよう、違反コメント報告のUIを変更。従来は、各コメントの右上の「…」のアイコンをクリックすると「このコメントを報告する」というメニューが現れ、そこから報告できたが、新UIでは、「…」のアイコンを「非表示・報告」という表示に変え、より報告しやすくした。
違反コメントを繰り返すユーザーへの警告文言は、「発信者情報開示請求等を受けた場合、法令上の手続きにのっとり開示を行う場合があります」に変更。従来より強い表現にした。
同社は「日本のインターネットにおける健全な言論空間を構築し、より良い社会の実現に向けて全力を尽くす」としている。
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