経歴だけは長いベテラン記者・編集者の松尾(マツ)と、幾つものテック系編集部を渡り歩いてきた山川(ヤマー)が、ネット用語、テクノロジー用語で知らないことをお互い聞きあったり調べたりしながら成長していくコーナー。交代で執筆します。
ヤマー 年明け早々CESの話題で持ちきりでしたけど、マツさん年末はどう過ごされましたか?
マツ ひたすら運動ですよ。Apple Watchに1日230分エクササイズしろって言われてたのが、たまりにたまって300分超えてて。
ヤマー 毎日5時間運動しろと。ウェアラブル鬼教官じゃないですか。
マツ ヤマーは?
ヤマー ひたすら部屋の片付けですね。未開封の“積みガジェット”を開封してたり。家中梱包用のダンボールだらけなので……。
マツ 年末ならやることあるでしょうが。イベントに出掛けるとかなんとか。
ヤマー コロナ禍前だと、年末はほぼコミックマーケットに参加してたんですけどね。
マツ ええ! って以前聞いたような気はするけど、編集部には何気にコミケ常連が多いんですよね。
コミケといえば、こんな記事もありました。
ヤマー 一時期はフィルムカメラの本でサークル参加したこともあったんですが、NEWS編集部だと2021年冬(C99)はキーチ副編集長がたしかサークル参加してたはずです。
キーチ 年末年始が丸2年ぶりにコミケで潰れましたね。
マツ お、副編集長登場。ここの2年で、コロナ禍以外でも大きく変わった部分はあったはずなので、その辺も含めて知りたいです。一度も参加したことないので。
キーチ 特にサークル参加側だと、前回のC97で次回の参加申し込みをしていた人たちにとっては、ずれにずれてようやく開催に至ったC99でしたねー。それでも、コロナの状況を鑑みて今回の参加を見送ったサークルもありましたが。
ヤマー コロナ対策として参加者数にも制限があったんですよね。
キーチ 参加者数の人数制限や、コロナ対策のチェックについては先ほどの記事に詳しくまとまっているので読んでいただくのがいいかなと。ざっくり言うと例年の約20%に参加者数をとどめ、参加するにもワクチン接種証明や感染の陰性証明を必須として対策に挑んだコミケでした。入り口が三重チェック体制だったのが印象深いですね。
マツ じゃあマイナンバーカードで登録するデジタル庁のアプリで?
キーチ それも可能ではありましたが、そもそも自分のマイナンバーカードを発行中で手元になかったので、TOKYOワクションの方ですね。コミックマーケット準備会としてもアプリにはTOKYOワクションを推奨していました。
マツ 長浜さんの記事もTOKYOワクションでって書かれてますね。
キーチ 自分は別々のサークルで売り子として2日間参加したのですが、1日目は紙の証明書で、2日目はTOKYOワクションで入りましたよ。
ヤマー デジタル庁の接種証明アプリがリリースされたのはコミケ開催直前でしたし、既にTOKYOワクションで準備していたのもあったんでしょうね。
コミックマーケットの公式Webサイトにも、政府のアプリについて「既に準備の体制の検討・構築を済ませています。現時点から確認対象を増やすことは、運用上の問題が生じるおそれもある」と本格導入しなかった理由を説明してますし、緊急時に使用が限定されていたようですね。
マツ もしマイナンバーカードを持っていない場合、申請してから1カ月はかかりますからね。
キーチ 結果的には紙よりワクションの方が入場はスムーズでした。紙の証明書だと免許証など身分証明書の提示も求められましたが、ワクションの場合は身分証は不要で、あとはサークルチケットがあればOK。
ヤマー おぉ、それはスムーズだ。
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