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「空中タッチインターホン」マンションで実証実験 非接触で部屋番号入力 パナソニックなど

» 2022年01月13日 12時57分 公開
[ITmedia]

 パナソニックと大和ハウス工業、アスカネットの3社は1月13日、非接触で操作できる空中タッチディスプレイを採用したインターフォン「空中タッチインターホン」を、15日から新築マンションのエントランスに設置し、約半年間にわたって実証実験を行うと発表した。

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 非接触でも入居者の呼び出しができる技術を大和ハウスとパナソニックが開発。アスカネットが開発した、光の反射を利用して空中に映像を表示するディスプレイ「ASKA3D」に、パナソニック製インターフォンを組み合わせた。

 集合住宅ロビーのインターフォンの下部に、空中ディスプレイを表示。住戸番号の入力などを非接触で操作できる。

 実験は大和ハウスの分譲マンション「プレミスト津田山」(神奈川県川崎市)で行うが、同マンションに空中タッチインターホンを導入する予定はない。

 3社は実験の結果を踏まえ、分譲マンション、店舗、オフィスビルなどでの実用化を目指す。

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