2回の検査が陰性であれば自由に行動しても良いような気がしますが、現実はその逆でここが隔離の始まりです。到着日翌日から数えて計14日間の自主隔離をしなければなりません(注意:1月14日から10日間に変更されています)。また、この自主隔離を実施するに当たって誓約書の提出が要求されます。
誓約書の要旨は、
などです。
また誓約書に違反した場合には厚生労働省のWebサイトに氏名などを公表する、と書かれています。実際、一度も居場所確認に協力しない人の氏名(アルファベット)、出発国、年代、居場所が公表されています。名前が公表されるのは1週間だけですが、簡単に個人が特定できる時代ですので、重いペナルティーといえるでしょう。誓約書を提出した以上は責任のある行動が必要です。
自主隔離として滞在する場所は、ホテルや自宅等を自分で指定することができます。ここで重要になってくるのが公共交通機関を使わない、というルールです。家族等に自家用車で空港まで迎えに来てもらえる人は問題ないですが、そうでない人はハイヤーやレンタカーを使うことになります。また、飛行機や新幹線でしか移動できない場所に行く予定の人は、空港周辺のホテルを自分で確保して自主隔離期間を過ごす場合が多いようです。自主隔離の場所や移動手段については、入国時に細かく確認されますので、事前によく計画しておく必要があります。
私の場合は、地方にある実家で自主隔離をしました。新幹線が使えないため、レンタカーで6時間程度のドライブです。乗り捨て料金も含めるとレンタカー代は安くはないうえ、高速料金やガソリン代もかかるので、トータルの金額は新幹線移動に比べるとかなり割高になりましたが、仕方ないですね。
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