ロイター通信は1月26日(英国時間)、北朝鮮の政府公式サイトなどが閲覧しにくい状態になっていると報じた。DDoS攻撃による影響とみられる。
日本時間27日午前10時の時点で、北朝鮮メディア「労働新聞」や外務省、高麗航空などのWebサイトは通常通り閲覧できるが「朝鮮中央通信」のWebサイトはサーバが応答しない状態になっている。
ロイター通信によると、北朝鮮のサーバを監視しているイギリスの研究者ジュナーデ・アリ氏の調査で、攻撃が最も激しかった時間帯には北朝鮮と外部との間のトラフィックが全て遮断されていたことが分かったという。
DDoS攻撃はWebサイトやサーバに大きな負荷を掛け、接続障害などを引き起こす攻撃。労働新聞や北朝鮮外務省は各Webサイトの接続障害について説明しておらず、攻撃の詳細や影響、攻撃元などは不明。
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