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2人に1人が小学生でスマホデビュー スマホ購入時期の低年齢化進む MMD調査

» 2022年02月04日 14時12分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 子どもに初めてスマートフォンを持たせたのは小学生──そう答えた親の割合が過半数を占める(51.6%)とする調査結果をMMD研究所が2月4日に発表した。次いで、中学生が28.5%、高校生が12.4%、小学生未満が5.8%、大学生以上が1.7%となった。2019年の調査結果と比較すると、小学生は11.5ポイント増えており、スマートフォン購入時期の低年齢化が進んでいることが分かった。

初めてスマートフォンを購入する時期
学年別の結果。最も多かったのは小学6年生で14.2%に

 調査は、2021年以降に子どもに初めてスマートフォンを持たせた子がいる、20歳から59歳までの親1888人を対象にインターネットで実施。

 調査対象者から1000人を抽出し、子どもにスマートフォンを持たせた理由を複数回答で聞いたところ「子どもがスマートフォンを持ちたいと言い出したから」が23.8%で最も多かった。次点で「周りの子どもがスマートフォンを持つようになったから」が21.7%、「親子間でLINEなどを使いたいと思ったから」が18.2%となった。

子どもにスマートフォンを持たせた理由

 子どものスマートフォンの利用に「ルールを決めている」と答えた割合は78.4%。どのようなルールか複数回答で聞くと「アプリ内課金やアプリのダウンロードに関するルール」が36.6%、「スマートフォンを利用する時間に関するルール」が36.4%で上位になった。

スマートフォンの利用にルールを決めているか
具体的なルールの内容

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