米Meta(旧Facebook)は2月22日(現地時間)、2019年から傘下のInstagramで提供しているTikTokのようなショート動画サービス「Reels」(日本では「リール」または「リール動画」)を、日本を含む世界でFacebookでも使えるようにしたと発表した。米国では昨年9月からFacebookでも利用できた。
リールは、TikTok同様に縦向きのフルスクリーン表示で最長60秒のショート動画を録画、編集、投稿するサービス。昨年6月には広告を表示するようになり、12月にはリールの月間視聴回数に基づいて報奨金を与える収益化ツールも立ち上げた。
Facebook上では、ストーリーズ、Watchタブ、フィードの上部、フィードのおすすめなど、あらゆる場所にリールが表示されるようになる見込みだ。
今後、クリエイターがリールをInstagramとFacebookの両方に投稿できるよう、クロス投稿などの方法を提供していくことを検討しているという。
Metaは直近の業績発表で、FacebookのDAU(日間アクティブユーザー数)が初めて前期割れしたことを明らかにしている。
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