米Appleは3月8日(現地時間)、iPadシリーズのミドルクラスとなる第5世代「iPad Air」を発表した。注文受け付けは3月11日午後10時から、発売は3月18日を予定している。価格は7万4800円から。
プロセッサはiPad Proに続き、「Apple M1」を採用。8コアCPUと8コアGPUを内蔵し、第4世代iPad Airの「A14 Bionic」チップに比べて処理速度が60%高速化した。メモリは8GBを搭載する。
セルラーモデルは5G通信に対応、USB-Cポートは10Gbpsに高速化した。画面は10.9インチLiquid Retinaディスプレイ(2360×1640ピクセル)で輝度は500ニト。トップボタンにTouch IDを内蔵する。第2世代のApple PencilやMagic Keyboardも引き続き利用可能だ。
背面カメラは1200万画素(F1.8)、新たにスマートHDR 3に対応した。4K/60fpsや1080p/240fpsの動画撮影にも対応する。前面カメラは1200万画素で122度の視野を持つ超広角レンズを採用。被写体を追尾するセンターフレームに対応した。
ストレージ容量は、64GBと256GBをラインアップ。価格はそれぞれWi-Fiモデルが7万4800円と9万2800円、セルラーモデルが9万2800円と11万800円。カラーバリエーションは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色展開となる。重さはWi-Fiモデルが461g、セルラーモデルが462g。OSはiPad OS 15を新たに搭載する。
Appleではこの他、第3世代のiPhone SEやApple M1 Ultraを搭載したMac Studioなどを発表している。
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