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「M1」になった新型「iPad Air」発表 Touch ID継続で5Gに対応 7万4800円から【追記あり】

» 2022年03月09日 03時45分 公開
[山川晶之ITmedia]

 米Appleは3月8日(現地時間)、iPadシリーズのミドルクラスとなる第5世代「iPad Air」を発表した。注文受け付けは3月11日午後10時から、発売は3月18日を予定している。価格は7万4800円から。

新型iPad Air

 プロセッサはiPad Proに続き、「Apple M1」を採用。8コアCPUと8コアGPUを内蔵し、第4世代iPad Airの「A14 Bionic」チップに比べて処理速度が60%高速化した。メモリは8GBを搭載する。

「Apple M1」を搭載し、前モデルより処理速度が60%高速化

 セルラーモデルは5G通信に対応、USB-Cポートは10Gbpsに高速化した。画面は10.9インチLiquid Retinaディスプレイ(2360×1640ピクセル)で輝度は500ニト。トップボタンにTouch IDを内蔵する。第2世代のApple PencilやMagic Keyboardも引き続き利用可能だ。

Magic KeyboardやSmart Folio Keyboardも利用可能

 背面カメラは1200万画素(F1.8)、新たにスマートHDR 3に対応した。4K/60fpsや1080p/240fpsの動画撮影にも対応する。前面カメラは1200万画素で122度の視野を持つ超広角レンズを採用。被写体を追尾するセンターフレームに対応した。

iPad Airの仕様まとめ

 ストレージ容量は、64GBと256GBをラインアップ。価格はそれぞれWi-Fiモデルが7万4800円と9万2800円、セルラーモデルが9万2800円と11万800円。カラーバリエーションは、スペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色展開となる。重さはWi-Fiモデルが461g、セルラーモデルが462g。OSはiPad OS 15を新たに搭載する。

iPad OS 15の新機能

 Appleではこの他、第3世代のiPhone SEやApple M1 Ultraを搭載したMac Studioなどを発表している。

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