スクウェア・エニックスは3月9日、ウクライナ情勢の混乱によりログインが困難なプレイヤーへの配慮として、MMO RPG「ファイナルファンタジーXIV」(FF14)のゲーム内ハウスへのアクセス日数にひも付く機能の再開を延期した。
再開を延期したのは、2021年12月から停止していた「ハウジング自動撤去カウンター」機能。一定期間ゲーム内のハウスに持ち主などのアクセスが無い場合に、ハウスを自動撤去するためのカウンターで、アクティブなプレイヤーがゲーム内の土地を購入できるようにするための機能。45日間連続してアクセスが無かった場合に撤去が実行される。
同機能は、21年12月にリリースした拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」の人気でゲームが混雑し、ログインしづらい状況が続いたため一時停止していた。「今回の延長は、世界情勢を鑑み、状況によりログインできないプレイヤーも多く発生するであろうことから、もともと停止していたカウンターを再稼働させずにおこう、という判断がなされたための措置」(同社)という。
同社はこれまでも、世界各地で発生した自然災害などにより、プレイヤーのログインが困難な状況と判断した場合に、自動撤去カウンターを停止させる運用を続けてきた。コロナ禍では医療従事者のプレイヤー心情を鑑みて長期的にカウンターを停止していたこともある。
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