米Google傘下のYouTubeは3月11日(現地時間)、「ロシアのウクライナ侵攻に関するポリシー違反動画を削除している」とツイートで発表した。「われわれのコミュニティガイドラインでは、事実と立証された暴力的な出来事を否定したり矮小化したりするコンテンツを禁止している」ため。
また、1日にEU圏内で開始したRTやスプートニクなど、ロシア国営メディアのチャンネルのブロックを、世界全体に拡大した。日本でもこれらのメディアのチャンネルを表示できなくなっている。
YouTubeは2月27日からロシアの複数のチャンネルの広告収益化機能を停止している。
なお、GoogleはYouTubeを含む無料サービスのロシアでの提供は、ロシア国民にグローバルな情報へのアクセスを提供し続けるために継続している。
米Twitterは本稿執筆現在、RTやSputnikの公式アカウントをブロックしていない。
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「YouTubeは偽情報対策を強化すべき」と国際ファクトチェック団体がCEOに公開書簡Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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