とうとうTHETA(シータ)にモニターが付いた!
180°以上撮れる円形魚眼レンズ搭載カメラを表裏に装備したスティック状のボディを持つ360°カメラのTHETA。2013年の登場以来ずっとカメラは細くてシンプルに(360°全部写すのでボディは細ければ細いほど存在を消せるのだ)、細かいコントロールはスマホで、を貫いてきたTHETAなのだが、新しく出るTHETA Xは2.25型の液晶モニターを装備したのである。
単にプレビュー用のモニターというだけではなく、タッチパネルで一通りの操作が可能になった。ほぼスマホ必須だった従来のTHETAとはえらい違いである。
まずはそこからだ。
THETA Xが従来のTHETAと違う点は多々あるのだが、一番目立つのはやはりモニターである。
モニターがあるといちいちスマホとつながなくてもプレビューできるし、今までスマートフォンを通してしかできなかった撮影設定も本体だけでできるし、撮影後の再生にも対応する。スマホ必須ではなくなったのだ。
優れているのはTHETA X自身がAndroidベースのOSで動いているせいか、操作感がいいこと。デジカメというよりスマホに近い感じなのだ。
プレビュー時も指先でぐるぐる回してどこがどう映ってるか本体だけで確認できる。360°撮るので前後左右チェックしたい。
各種設定も上から下へスライド、あるいは下から上へスライドするだけでメニュー画面が出てくる。
左から右へスライドすれば再生画面。フリック操作でぐるぐる回して確認できるほか、ダブルタップすると拡大表示もできる。
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