羽田空港旅客ターミナルの運営を手掛ける日本空港ビルデング(東京都大田区)は4月20日、商業施設「羽田イノベーションシティ」内で、ロボットが調理から配膳までを担当するレストラン「AI_SCAPE」がオープンしたと発表した。
川崎重工業のロボットがレトルトパウチの加熱や盛り付け、配膳を行う。メニューは料理研究家・園山真希絵さんが開発したカレーやサラダ、パスタ、パン、スープなど。客が専用Webアプリでメニューを選んで代金を支払うと、ロボットが調理を始め、完成すると配膳ロボットが席まで料理を運ぶ。
AI_SCAPEの公式Webサイトによると、ロボットが作業するため、料理とサービスの品質は常に同じであり、衛生面も安心という。店舗設計については「食器やトレー、レトルトパウチなど店内のあらゆるモノを、人間とロボットの両方が扱いやすいように再設計した」としている。
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