「Snapchat」を手掛ける米Snapは4月28日(現地時間)、年次パートナーサミットの「One Last Thing」として、手乗りサイズでユーザーを追跡するドローンカメラ「Snap Pixy」を発表した。
米国とフランスで発売した。米国での価格は229.99ドル(約3万円)。予備バッテリーと充電器付属パックは249.99ドルだ。
Snapは、SNS企業と見られがちだが、その公式サイトで「Snap Inc.はカメラカンパニーです」と謳うように、カメラに注力している。昨年のパートナーサミットではメガネ型カメラの新モデルを発表した。シュピーゲル氏はPixyを「あなたの想像力の無限の可能性にマッチする新しい、世界で最もフレンドリーな空飛ぶカメラ」と紹介した。
DJIなどのドローンとは異なり、コントローラで制御しない。予め4つの飛行モード(ホバリング、上空からの撮影、ユーザーの周囲を回っての撮影、ユーザーを追跡しての撮影)がセットされており、飛ばす前にダイヤルを回していずれかを選ぶ。手のひらに載せてスイッチを入れると飛び始める。
飛んでいるPixyに向かって手を差し伸べると、その上に静かに着地し、撮影を終了する。
重さは交換可能なバッテリーを含めて101g。1回の充電で5〜8回の10〜20秒の飛行・撮影が可能だ。撮影用のカメラは1200万画素で、内蔵メモリに最大100本の動画あるいは1000枚の写真を保存できる。
撮影したコンテンツは連携したスマートフォン(iOSとAndroidに対応)のSnapchatアプリに自動的に同期されるので、すぐに編集してSnapchatに投稿できる。
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