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14個のスピーカーを組み込んだTesla Model 3は空間オーディオ、ハイレゾを楽しめる?走るガジェット「Tesla」に乗ってます(3/5 ページ)

» 2022年05月09日 12時38分 公開
[山崎潤一郎ITmedia]

ハイレゾの再生はUSBストレージを利用

 フラッシュドライブに保存した音声ファイルを再生可能です。センターコンソールのスライド蓋を開けた中にある2つのUSB Type-CポートにexFATフォーマットのフラッシュドライブを接続すると、スクリーン内のメディアプレイヤーでストレージ収録ファイルの再生が可能です。

photo センターコンソール内の壁面に2つのUSB Type-Cポートが設置されている。なんだか微妙な位置なので、いまひとつ使い勝手が悪い

 対応するフォーマットは、MP3、 MP4 、AAC (DRMなし)、FLAC、AIFF、 WAV、WMA 、ロスレスWMAです。FLACやWAVは、24bit/96KHz、24bit/192KHzといった高いサンプリングレートのファイルも再生が可能なので、ハイレゾ音源のコレクションを持っている人は、高音質を楽しめます。メタデータが設定されていれば、アルバムのアートワークや曲名も表示されます。

 筆者は、SpotifyやApple Musicにない音源や、ハイレゾ音源をUSBストレージに保存して楽しんでいます。

photo USBストレージを接続すると、ソース選択メニューに「USB」項目が現れる。このDAFT PUNKの音源は、24bit/88.2KHzのFLACファイルを再生している

 残念ながらALACやDSDといったハイレゾ音源には非対応でした。Teslaは、サードパーティーにアプリ開発をオープンにし、専用アプリストアを起ち上げるのではないか、という噂が以前からあります。ハイレゾ音源愛好者として、サードパーティー製のDSDプレーヤーが登場してくれることを期待しています。

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