今どきの子供はいつごろSNSデビューするのか──学習管理サービスを提供するスタディプラスは5月13日、中高生を対象とする調査の結果を発表した。SNSを利用している学生に使い始めた時期を聞いたところ、最も多かったのは「中学1年生」(32.1%)。2位は「小学校高学年」(24.6%)、3位は「中学2年生」(15.0%)だった。
4位は「高校1年生」(14.6%)、5位は中学3年生(9.1%)。以降は「小学校入学前〜低学年」(3%)、「高校2・3年生」(0.9%)、「覚えていない」(0.7%)と続き、全体の83.8%が中学卒業までにSNSを始めていることが分かったという。
利用頻度の高いSNSを聞いたところ「よく利用する」「時々利用する」が最も多いのはLINEで計97.4%だった。次に多いのはYouTubeで計92.6%、3位はInstagramで計69.3%。4位のTwitterは計52.5%、5位のTikTokは計28.0%だった。
各SNSについて、持っているアカウントの数を聞いたところ、YouTubeでは28.0%が2個以上のアカウントを持っていると回答。Instagramでは71.2%、Twitterでは52.7%と過半数だった。TikToKでは25.0%が2個以上のアカウントを持っていた。LINEはスマートフォン1台で複数アカウントを取得できないことから除外した。
アカウントを複数(いわゆる複垢)持つ学生に使い分け方を聞いたところ「学校の人全体とつながるアカウントと、仲がいい人のみのアカウント」や「通常のアカウントと、勉強のモチベーションを高めるために使うアカウント」などの回答があった。
中には(1)リアルの友人だけとつながるアカウント、(2)メインで使うアカウント、(3)勉強用に使うアカウント、(4)“裏垢”、(5)“病み垢”(落ち込んでいるときに愚痴などを吐くアカウント)、(6)“なり垢”(アニメなどのキャラクターになりきって発言するアカウント)、(7)“活動垢”(絵や歌などの情報発信をするアカウント)──といった使い分けをしている人もいた。
調査は4月18日から19日にかけて実施。スタディプラスのサービスを使っている中高生1869人を対象に、ネットでアンケートを取った。
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