7月1日でのサービス終了が予告されていた米Googleの無償版「G Suite」だが、非営利目的に限り今後も利用できるようになった。同社の「Google Workspace」サポートページにて明らかになった。
7月以降も利用するには、Google管理コンソールなどで、Google Workspaceへの移行を無効にできるという。これにより、カスタムドメインでのGmailが引き続き無償で利用可能。GoogleドライブやGoogle Meetなど、無償のGoogleサービスにもアクセス可能。これまでのデータも保持される。
ただし、無償版G Suiteにはサポートサービスが含まれない他、将来的に一部のビジネス機能が利用できなくなる可能性があるという。すでにGoogle Workspaceに移行したユーザーは、サポートまで問い合わせるように案内している。
ビジネス目的の場合は、6月27日以降Google Workspaceに自動移行するが、Businessエディションとフレキシブルプランを選択した場合、8月1日まで課金は発生しない。管理コンソールからの手動アップグレードも可能。ただし、8月1日より前にGoogle Workspaceの支払い情報を設定しない場合、アカウント停止になるとしている。
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