米Appleは6月6日(現地時間)、年次開発者会議WWDC 2022で、iPhoneをMacのディスプレイに載せてWebカメラとして使う機能を発表した。2018年に発表した「Continuity Camera」を利用するもので、今秋リリースの次期Mac OS「macOS Ventura」搭載MacとXR以降のiPhoneで利用可能になる。
FaceTimeだけでなく、Zoom、Microsoft Teams、WebExなどで利用できる(機能を紹介したクレイグ・フェデリギ上級副社長はGoogle Meetには言及しなかった)。
Continuity Cameraは、iPhoneの背面カメラの映像を自動的にmacOSアプリのWebカメラ映像に変換する(同じWi-Fiに接続し、Bluetoothを有効にしておく必要はある)。iPhone 11以降であれば、「センターフレーム」やポートレートモードが使え、iPhone 12以降であれば「スタジオ照明」も使える。
さらに、iPhoneの超広角カメラで手元も映す「Desk View」も利用できる(iPhone 11以降)。顔を映す映像の隣に机上を上から映す映像を並べて表示するというものだ。図画工作や編み物の説明などに使えそうだ。
AppleはiPhoneをMacにクリップするためのスタンドを米Belkinと開発しており、このスタンドは今秋発売の予定だ。
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