背面全体の印象は基本的にはEOS R6と変わらない。
背面モニターはバリアングル式。まあその辺は普通にEOSだ。
また、上位機なのでSDカードスロットはデュアルだし、防塵防滴にも対応している。
では撮影しよう。
レンズキットで用意されているAPS-Cセンサー用のRF-Sレンズは18-150mmの高倍率ズーム。
イマドキの標準ズームは広角端が35mm換算で24mm相当がポピュラーになっており、「18mm」スタート(35mm判換算で29mm相当)なのはちと残念ではあるけれども、ボディ内手ブレ補正と協調して最高7.0段分の手ブレ補正効果を発揮してくれるし、レンズのデザインも大きなマウントからシュッと少し細くなっているところなんざなかなかいい。
約310gでR7に装着して構えてみるとかなり軽く感じる。
ファインダーは約236万ピクセルのEVFとハイエンド機に比べると高くないし、背面モニターも162万ピクセルであるが、小型軽量やコストとの兼ね合いを考えると、悪くないかなと思う。ボディのみで20万円弱なのだ(キヤノンオンラインショップ価格)。
AFは「EOS R3ゆずりの高精度な被写体認識能力」だそうで、実際、すごく優秀。人物は瞳だろうが後ろ頭だろうが認識するし、動物も確実に捉えてくれる。例えば動物優先にしていても、構図に動物がいなくて人物がいたらそっちを捕まえてくれるのはありがたい。
また、ターゲット追尾AFをオンにしておけばけっこうな確率で追尾してくれるので、動体には強い。
しかも、連写も強力。
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