実際、私は、もっぱら短いストラップを付けて、トートバッグのように持ち歩き、荷物が重い時だけ、ストラップを伸ばしてたすき掛けにして持っている。この持ち方なら、背が低い人でも縦型バッグをストレス無く使うことができるし、女性も安心して持てる。
開口部がトートのようになっていて、基本的な形は直方体で、使用時、荷物の量に合わせてマチが勝手に増減する構造と、開口部はマグネットで勝手に閉じて脇の下で幅を取らないから、とても歩きやすいのだ。
もともと別の用途で考えていた機能が、トートのように持った時のメリットになるというのは、ほとんど考えていなかったのだけど、このバッグ、本当の意味で「ショルダートート」だった。
基本的には、ただの縦長の四角い革袋なのだ。友人にブランドのショッパーを普段持ちに愛用している男がいるが、それを革で作って、ちょっと機能を足したようなものなのだ。だから何でもほいほいと放り込める。
私は普段、取材に行く時は、オリンパスのOM-D EM-1 mk2に12mm-40mmのプロレンズを付けたものと、iPad Pro 10.5インチ、Note Me!に入れたノートと万年筆、手帳、名刺入れ、ボールペン、薬や飴などが入ったミニポーチ、モバイルwifi、ボイスレコーダーを、このノートバッグに入れて出掛ける。雨が降りそうなら、ここに折り畳み傘も加わる。
これだけ入れて、帰りに資料などを頂いて、ついでにコンビニで買い物しても、全部、バッグに入ってしまう。取材先で、このバッグからそこそこごついレンズを付けたミラーレス一眼が出てくるのは、結構驚かれる。
外で原稿を書きたい時は、ノートPCでも良し、iPadにHHKBでも良い。そこに資料類を入れて出掛ける。スーパーに買い物に行くにも、夕食の買い物くらいならこのバッグに納まってしまう。そうは見えないがマチ幅が11cm、高さが35cmあって、ほとんどストンとした袋だから、そりゃ入るのだ。
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