au通信障害、原因は通信設備の故障による輻輳 通信規制で対処中【修正あり】

[ITmedia]

　KDDIは7月2日午後5時、同日午前1時35分ごろから続いているモバイル通信サービスの通信障害の原因について、通信設備の障害によるものと明かした。

【追記：2022年7月2日午後7時30分　午後7時時点での情報の他、障害原因がVoLTE交換機の故障だと確認済みの旨を追記しました】

【修正：2022年7月3日午後1時45分　当初、障害原因はVoLTE交換機の故障としていましたが、KDDIが3日に行った会見の中で、障害のきっかけとなったのはメンテナンス作業で交換した新しいルーターの不具合であることが明らかになったため、記述を修正しました】

（続報：au通信障害でKDDI社長が謝罪　影響回線数は最大で3915万　同社史上最大規模）

KDDIが発表した障害情報（午後5時時点）

　設備の不具合により、トラフィックが一部のVoLTE交換機に集中（輻輳）した結果として、通信がつながりにくい状況が起きているという。同社は輻輳の軽減のため、各ユーザーの通信を規制するといった対応を取っているとしている。ただし、復旧自体のめどはいまだ立っていない。

KDDIのモバイル通信サービスの一つである「povo2.0」のアンテナピクトが立っていない様子

追記：午後7時30分　状況変わらず

　同社は2日午後7時に障害情報を更新。状況は変わっていないとしている。