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ゲームエンジンのUnity、アプリ収益化企業ironSourceを40億ドルで買収

» 2022年07月14日 07時22分 公開
[ITmedia]

 ゲームエンジン「Unity」を手掛ける米Unity Softwareは7月13日(現地時間)、イスラエルのアプリ収益化企業ironSourceを約40億ドルで買収すると発表した。

 unity

 取引にはUnityの大株主であるSilver LakeとSequoiaも関与し、両社は完了後に転換社債の形でUnityに10億ドルを投資する。

 ironSourceは2010年創業のテルアビブに拠点を置く上場企業。広告、クロスチャネルマーケティング、配信などのためのツールを提供している。

 unity 2 ironSourceのWebサイト(日本語版)

 UnityはironSourceを「モバイルコンテンツクリエーターがアプリをスケーラブルに成功する事業に成長させることを可能にするビジネスプラットフォーム」と評した。

 Unityはプレスリリースで「UnityとironSourceの組み合わせは、ゲームやeコマースなどの分野で成功するアプリのために必要なすべてのツールを提供することで、あらゆる規模のクリエイターをサポートする。これはRT3D(リアルタイム3D)の旅路のすべてのステップでクリエイターを支援する、完全に統合されたプラットフォームを構築するというUnityのビジョンを実現するための一歩だ」と語った。

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