バンダイナムコホールディングスは7月13日、日本を除くアジア地域のグループ会社複数社の社内システムに不正アクセスを受けたと発表した。被害を受けたサーバとPCには、日本を除くアジア地域のおもちゃ事業に関する顧客情報などを保存していた可能性があり、漏えいの有無や範囲の特定、原因究明の調査を進めている。
同社が不正アクセスを確認したのは7月3日。サーバへのアクセス遮断などはすでに完了しているという。調査結果は今後、適宜公表するとしている。
NHKでは、同グループはランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたと報道。「ALPHV」と名乗るハッカー集団が、盗み取ったとみられるグループ会社のデータを公開すると主張しているという。
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