総務省は7月15日、1人1回に限り申し込みが可能なマイナポイント事業で、複数回申し込まれる事案が起きたと発表した。15日時点で2回申し込まれた事案が470件、3回が1件発生したという。
マイナポイントは、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書を利用して申し込みする。証明書が更新された場合は新旧の証明書をひも付け、同一人物であることを確認しているという。しかし市区町村において、法律で想定していない場面で証明書の失効を行うと、新たな証明書を発行してもひも付けされず、複数回の申し込みが可能になっていた。
現在は対策済みで、複数回の申し込みはできないという。総務省は6月28日、市区町村に対し適切な事務処理の徹底するように通知した。マイナポイントが複数回付与された場合は、マイナポイント利用規約に基づき、決済事業者と連携してポイントの精算を行うとしている。
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