エラー番号を見ると、80070005となっている。画面をiPhoneのカメラで撮影してテキスト認識で調べると、すぐに答えが見つかった。「サードパーティ製セキュリティソフトがWindows Updateなどの更新を邪魔している」可能性があるというのだ。
邪魔者は、マカフィーだった。このマシンのセキュリティソフトとしてはWindows Defenderではなく、マカフィーがプリインストールされていて、こいつがアップデートの邪魔をしていたのだ。
たしかにWindowsマシンを配布された家庭が、アップデートを自宅でやれと言われて困っているという話も聞くから、アップデートできないような仕組みに最初からしておくというのも現実解なのかもしれない。
しかし、速攻で無慈悲にマカフィーをアンインストール。不要なセキュリティソフトを駆除してから再起動すると、普通にWindows Updateが走るようになった。セキュリティはWindows Defenderに任せる。もう通常のアップデートはやらず、いきなりWindows 11に更新だ。
ここからは極めてスムーズ。ダウンロードしてインストールして再起動を何度か繰り返したら、完成。Windows 11マシンの誕生だ。
Zwiftや3Dデザインソフトに役立っているRyzenゲーミングPCは何故かWindows 11にアップデートできないので、我が家では初めてのWindows 11マシンということになる。
PC表示でブラウザを動かして、それをタッチインタフェースで操作できるので、脇に置いておくと何かと便利っぽい。特に問題なく動く。Windows 11すごい。これはMacなど及びもしない世界だ。
これが1万2800円で手に入るなんて。DSP版Windows 11より安いくらいだ。
さて、これで何をしよう。
今日はどこに行きたい?(Where do you want to go today?)という、Windows 95ローンチ時の広告を思い出した。PCの真のコモディティ化は今、実現していたのだ。
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