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ドコモの「iコンシェル」、iモード版の提供終了 スマホ版は後継サービス「my daiz」に移行

» 2022年07月19日 17時43分 公開
[松浦立樹ITmedia]

 NTTドコモは7月19日、ユーザーの住んでいる地域に応じて天気などの生活情報を発信するサービス「iコンシェル」のiモード版の提供を2023年6月30日で終了すると発表した。併せて、キャラクターに話しかけて端末操作や一部ネットサービスを利用できる「しゃべってコンシェル」も同日で終了する。スマホ版iコンシェルは、後継サービス「my daiz」に23年7月1日に移行する。

iコンシェルのサービス紹介ページから引用

 提供終了の理由について、同社は「昨今の事業を鑑み、経営資源を集中するため」と説明している。しゃべってコンシェルはアプリのアップデートで「my daiz」アプリに移行できるが「ドコモメール」連携など一部機能は利用できなくなる。

しゃべってコンシェル

 iコンシェルは利用者の居住地や現在地に応じて、気象や交通、近隣の店舗情報などを知らせるサービスで、08年3月に提供を始めた。しゃべってコンシェルは12年3月に開始し、音声入力での情報検索を可能にした。これらの後継に当たる、AIエージェントサービス「my daiz」は18年12月に提供を始めていた。

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