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メタバース就活フェスってどんな感じ? 企業とユーザーをつなぐ「METANAVI」に参加してみた(2/4 ページ)

» 2022年07月26日 17時43分 公開
[武者良太ITmedia]

ソーシャルVR=メタバースを活用した就職フェア

 メタバースに明るい人材を探したい企業は今後増えていくし、普段からVRChatやclusterといったソーシャルVRにアクセスしているユーザーの中にも、自分のスキルを活かした仕事と出会いたいと考えている人も増えていくはず。そのマッチングを行うべく、開催されたのがメタバース就活フェス「METANAVI」です。

photo メタバース就活フェス「METANAVI2」の会場より

 VRChatプラットフォームを用いて、特設会場となるワールド内に出展企業の各ブースを設置。各企業の担当者は中央のステージでプレゼンを行ったあと、自社ブースで1人1人の就職希望者と直接話せるイベント。また複数のユーザーで企業の担当者に質問を投げていくことも可能でした。全体のタイムスケジュールは2時間ほど。各ブースをまわってじっくりと話、他の方の質問にも耳を傾けていくと、あっという間に終了時間となるほど高密度なイベントです。

 4月29日に初開催された「METANAVI」の参加者は、VRChat内会場は抽選で選ばれた30人ほど。参加企業の方とスタッフを合わせたら50人ほどでしょうか。

 注目度が低いと思うかもしれませんが、現状のソーシャルVRで好きなアバターを身にまとい、快適に会話して移動できる環境を整えるには参加人数を絞り込む必要があるのです。YouTubeライブ、Zoomの視聴者数は1000人を超えており、ソーシャルVRでの就職イベントに注目を持つ方は多いということが伺えます。

 6月24日に開催された第2回「METANAVI2」の参加人数は現在のところ公開されていませんが、初回と同じ規模だと感じました。

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