メルカリは7月27日、SIMカードの出品を8月1日から禁止すると発表した。「トラブル防止などの観点で総合的に判断し、禁止することにした」(同社)。自分名義で契約したSIMカードをキャリアに無断で販売する行為を繰り返すと、携帯電話不正利用防止法に違反する可能性がある。警視庁なども注意喚起しており、メルカリもトラブルにつながりやすいと判断したとみられる。
契約状態や種類を問わず、全てのSIMカードの出品を禁止にする。組み込み型の「eSIM」も対象。メルカリだけでなく、個人向けのEC開設サービス「メルカリShops」での出品・販売も禁止する。
8月1日以降、出品を確認した場合、削除対象となる。メルカリはすでにSIMカードを出品しているユーザーに対し、7月31日までに取り下げるよう呼び掛けている。
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