月額報酬が最も高い開発言語は?──リモートワークに特化したフリーのエンジニア向け仕事仲介サービス「Remogu」を運営するLASSIC(東京都港区)が月額報酬が最も高い開発言語とフレームワークランキングを発表した。このうち開発言語では「Scala」が平均月額報酬93万8889円で1位に。以降、2位「Go」(92万7892円)、3位「Python」(82万4324円)が続いた。
4位「TypeScript」(80万9231円)、5位「Swift」(78万4400円)、6位「Kotlin」(77万446円)、7位「Java」(75万5211円)、8位「JavaScript」(75万348円)、9位「C++」(73万2000円)、10位「PHP」(70万4646円)となった。
同社はPythonについて、最近目にする機会が多いと説明。「機械学習やデータ分析などに応用可能なスキルを持っていると高額になるが、通常の開発言語として扱う案件も多く含まれる」と結果を分析している。
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調査対象はRemogu内のフルリモートかつ週5日勤務の案件3797件。対象案件の発生日は2021年11月〜2022年7月。月額報酬は、支払い上限金額から算出し、表記は全て源泉所得税込みとしている。
同社が同じ条件下で職種別で平均月額報酬を算出した結果、1位は「CTO/VPoE/テックリード」(93万7143円)に。2位はプロジェクトリーダー」(86万48円)、3位「プロジェクトマネジャー」(84万9535円)となった。「技術力を生かすだけではなく、エンジニアを束ねプロジェクトの成功に責任を持つマネジメント系の職種がランクインした」(同社)
職種別での案件比率は、「サーバサイドエンジニア」が全体の43%を占めて1位に。理由は「開発案件で必要人数が多いため」としている。2位は「フロントエンドエンジニア」(21%)となった。同社は「上位2職種で全体の60%を超え、システム開発に携わるエンジニアであれば、フリーランスとしてフルリモート案件を選択できる状況であることが分かる」と説明している。
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