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“同人系即売イベント”特化のQRコード決済サービス「CirclePAY」とは?(1/4 ページ)

» 2022年07月29日 08時00分 公開
[長浜和也ITmedia]

 同人系即売イベントの支払い方法といえば……、そう、現金。依然として現金支払いが主要というか、ほぼ一択に近い決済方法となっている。

 確かにブースでやりとりにかかる時間は現金が一番早い。即売イベントに慣れている来場者は手渡し時点で釣銭が出ないようにお金を用意していたり、ブースを出しているサークル側もそれを見越して小銭で釣銭が出ないような「800円ではなくて1000円」という価格設定をしていたりする。

 ただ、ここ最近になって即売イベントでもキャッシュレス決済に対応するサークルが増えている。さらに、ほぼ現金限定に近かった来場者側も、キャッシュレス決済を選択するケースも徐々に増えてきている。

 筆者は主にコミックマーケット、おもしろ同人誌バザール、そして、ゲームマーケットで自作のボードウォーゲームや解説冊子を頒布している。冊子と比べて比較的高額(2000〜3000円)な商品を取り扱っていることも影響してか、キャッシュレス決済を利用する来場者は早い時期から多かった。

 特に2022年11月開催のゲームマーケット2022秋、そして、2022年12月開催のコミックマーケット99では、キャッシュレス決済の利用者が(私のブースに限って言うと)全体の3割を占めるまでになっている。

 特に利用が顕著になるのは、手持ち現金が乏しくなり始める午後からだ。「購入したいけれど現金がない」という場合だけでなく、「現金を残しておきたい」「予定外に購入したい頒布品を見つけてしまった」という状況でも購入してもらえるケースが少なくなかった。

サークル主が直面する、キャッシュレス決済導入の壁

 まだまだ主流ではないが、即売イベントでもキャッシュレス決済が状況と条件によってメリットとなる。しかし、サークルがキャッシュレス決済をいざ導入しようと思ったとき、意外な壁にぶち当たる。

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