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リアル展示会「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」に見た、日本のメタバースを支える理念と技術とサービス(1/4 ページ)

» 2022年07月29日 14時58分 公開
[武者良太ITmedia]

 7月27日〜28日にかけて、グランドハイアット東京(六本木)で「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」が開催されました。主催はFecebookやInstagramといったSNSプラットフォームを持ち、VRヘッドセットのQuest 2を販売し、ソーシャルVRのHorizonシリーズを展開するMeta。

 もしかして、Metaが提供するメタバース関連事業をアピールする場なのかという憶測を抱いていましたが、実際にはスマートフォンからアクセスできる独自プラットフォームや、日本の事業者が取り組むサービス、大学の研究に関する話題など、多伎にわたるトピックが集っていました。

 テーマは共創。初日のオープニングセレモニーに登壇したMeta日本法人 Facebook Japan代表取締役 味澤将宏氏は「インターネットがオープンな世界であるように、メタバースは1社で作るものではない。このEXPOがメタバースを牽引する企業、クリエイター、関係省庁が集まり、みんなで作っていく共創の場にしていきたい」という思いを語りました。

photo Meta日本法人 Facebook Japan代表取締役 味澤将宏氏

日本から生まれてきたメタバースサービス

 エキシビションフロアでは、さまざまな企業が独自のメタバースサービスを展示。いくつかピックアップして紹介しましょう。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とデザインスタジオ・バスキュールのブースでは、国際宇宙ステーションを体験できるコンテンツが体験できました。VRヘッドセットのQuest 2をかぶるとそこは宇宙空間。宇宙服アバターからの視点で、VRメタバース空間内の国際宇宙ステーションに触れたり、国際宇宙ステーションの高度から地球を見ることができます。

photo JAXAとバスキュールのブース

 宇宙旅行がSFの世界だけではなく、現実でも行えるようになった時代ですが、予算を考えると現実的ではありません。しかしVRメタバースの中であれば、自由に、何時間でも宇宙遊泳を仮想体験できます。遠い世界のことだと思えているコンテンツも身近に感じられるVRメタバースのメリットを感じられるものです。

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